すっかり日本ではお馴染みとなったタジン鍋、ですが、
こちらがタジンの本場、モロッコのタジン鍋の形です。
持ち手が大きいところがちょっとワイルドで、
そして土の香がする赤土の素朴な親しみやすいお鍋です。
モロッコではこちらの鍋を使用して作る料理をタジンといい、主に煮込み料理となります。
一方、同じマグレブ地方のお隣のお隣の国=チュニジアでも、
タジン鍋を使用した料理がありますが、
こちらでタジンと言われる料理は、
タジン鍋を使用して丸く焼いた具沢山のオムレツを指します。
三角の印象的なフォルムは水の貴重なこの地でも
煮込み料理が美味しく作れる様に造られた形状なのです。
モロッコではタジン鍋に入れた具材をオリーブオイルやアルガンオイルと
少量の水と共に煮込みます。
調理中に上がる水蒸気が、鍋のふたの三角の細い部分に上がってくると、
冷えて水滴となり、また鍋の中の具材に滴りおちて水分が循環する仕組みです。
無駄なく素材を大事にそして美味しく調理が出来る優れものなのですね。
さて私のキッチンに仲間入りしたこちらのお鍋は何のお鍋かお分かりになりますか?
モロッコでも、チュニジアでも一家に一台な存在のお鍋なんです。
世界最小のパスタとも呼ばれるクスクスの蒸し鍋=『ケスカス』なんですね。
上下二つの鍋に分かれた構造で、上の鍋底には小さな穴がたくさん開いています。
モロッコでは上段を『ケスカス』下段を『ブルマ』と呼ぶんです。
下の鍋でスープを作り、上の鍋でクスクスを蒸す。
スープの蒸気でクスクスを蒸せば美味しくないはずがありません。
もちろん場合によっては湯で蒸す場合もありますが。
2月後半のIAコースのレッスンではこちらのお鍋が初登場!
チュニジアの『詰め物イカのクスクス』を作って楽しみます。
もちろん、こちらのお鍋がなくっても出来る作り方もお教えいたしますのでご安心を・・・。
レッスンでは旅する気分でモロッコ&チュニジアのお料理を楽しみましょう!
ところで、モロッコでもチュニジアでもクスクスを良く食べますが、
2カ国間で、味の特徴で決定的な違いがあるんですよ!
さてそれは、レッスンでのお楽しみということで・・・。
2月★レッスンメニュー★
『 モロッコ&チュニジア料理 』
〜邸宅ホテルのおみやげレシピ〜
昨年末のチュニジア&モロッコの旅で訪れたマラケシュ。
クラシカルなアラブ様式の魅力とモダンなインテリアの融合がとっても素敵な
邸宅型ホテルの『リアド・エニア』。(写真参照 ↑ ↓ )
http://www.riadenija.com/
笑顔の素敵なAzizシェフ率いる素晴らしいCookingチームよる料理クラスを
プライベートな雰囲気の中、経験することが出来ました。
丁寧に教えて頂いたお気に入りレシピを、ご家庭でも作りやすく、
遠く離れた東京で再現したいと思います。
・モロッカンサラダ〜アルガンオイルを添えて〜(モロッコ)
・人参とオレンジのスープ (モロッコ)
・詰めものイカと冬野菜のクスクス (チュニジア)
・モロッコの焼き菓子 (モロッコ)
【空席状況 2月4日現在】
木曜昼クラス・・・24日(木) 12:00- 満席
金曜夜クラス・・・25日(金) 19:00- 空席あり
土曜夕クラス・・・26日(土) 17:30- 残り2席
1レッスン代 登録メンバー様・・・¥6500
単発メンバー様・・・¥7000
お問い合わせ、お申し込み、お待ちしております。
お問い合わせ頂けましたら詳しい資料と
来年3月までのスケジュール表をお送りさせて頂きます。
tatinshomekitchen38@yahoo.co.jp
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